合掌

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▼6月23日、私の大好きな先生がお亡くなりになった。享年52歳。早すぎる、本当に早すぎる死である。受け止めようにも受け止めようがないというのが、実感だ。Y先生とは同じ学校で教員として一緒に仕事をしてきた。
 とりわけ、10年前のある事から親密になった。十数年出していなかった組合の執行委員を池上中学校から選出することになり、校内で話し合いを持った。そんな中で3人が、選考の最終で残った。今は教頭をしている当時教務担当のKさん、2年の担任で転勤してきたばかりのYさん、そして私だ。誰が執行部に出るのか3人で何度も話した。今から思えば、押しつけあうのではなく、お互いのこと、学校のこと、仲間のことを思う中で決定がされた。決定へのプロセスの中で相手への思いやりや優しさが痛いほど感じられた。 結果、私が執行委員で出ることになった。子どもたちと離れるのはつらく感じたが、何か新たな出会いも期待した。確かに、そこから私の運命も変わった。

▼それからの10年間、Y先生には本当に分会から支えていただいた、いつも明るく、屈託のない笑顔で。彼のやさしいまなざしに支えられた。仕事は人一倍、人二倍していた。朝は6時すぎには学校に来て準備をしていた。いつも子どもたちのことに気遣い、子どもたちもY先生が大好きだった。仲間を大切にし、子どもたちを大切にし、それ故、自分の体を犠牲にしてしまったのかとおもう。膵臓ガンが発覚してわずか2ヶ月の死。あまりにも早く、横須賀の教育のためには本当に惜しい人を失った。私は彼の分も頑張らねばと思う。

▼葬儀の写真の笑顔は本当にすてきだった。彼のいつもの笑顔だけが、心に残る。 「いいんだよ」と。

合掌