6月30日映画「扉のむこう」 横須賀三浦教育会館で

「身近な存在として感じてほしい」引きこもりがテーマの映画上映 /横須賀  神奈川新聞

2012年6月28日

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「たくさんの人に見てほしい」と呼び掛ける小幡さん=横須賀市内

 
「引きこもり」をテーマにした映画「扉のむこう」の上映会が30日、横須賀市日の出町の横須賀三浦教育会館ホールで開かれる。自分の殻に閉じこもる少年と、その家族の葛藤を描いた作品で、横須賀での上映は初。主催者は「社会全体の問題として考えるきっかけにしたい」と話し、広く来場を呼び掛けている。

 映画は、日本の引きこもり問題に関心を抱いた英国人のローレンス・スラッシュ監督が、少年の母親に焦点を当てつつ、次第に崩壊する家庭をドキュメンタリータッチで描いた。

 舞台は東京の郊外。学校で問題を抱える少年はある日突然自分の部屋に閉じこもり始める。両親はその息子を恥じ、回りに気付かれまいとわが子をひた隠しにする。

 上映を発案したのは、若者らの就労支援などに取り組むNPO法人アンガージュマン・よこすか(同市上町)の元スタッフで塾講師の小幡沙央里さん(26)。現実の世界でも引きこもりを恥と捉えがちな風潮に異を唱え、「彼ら彼女らへの理解を広めたかった」と企画の動機を語る。

 同法人に携わるまでは、自身が「引きこもりは本人の弱さが原因」と誤解していた。だが、スタッフとして当事者と接するうちに、罪悪感や不安感など、複雑な思いを胸の内に抱えていることを知った。「その気持ちを少しでも和らげたい」と願い、上映の準備を進める。

 上映会は、小幡さんのほか、同法人メンバーや当事者の家族らでつくる実行委員会が主催。小幡さんは「当事者以外の人にも見てほしい作品。引きこもりを身近な存在として感じてほしい」と話している。

 入場料500円。映画は午後1時~2時50分、同4時半~6時20分の2回上映。いずれも、上映終了後にスラッシュ監督を招いた45分ほどのトークセッションと質疑を行う。

 問い合わせは、同法人電話046(801)7881。



▼横須賀でロケをしている作品。作品の随所に横須賀の良く見慣れた場所が出てくる。監督は英国人で、現在LA(ロサンジェルス)在住。今回の企画のために来日し、「ひきこもり」について、プロデューサーの齊木さんと共に座談会を開催する。 外国人監督が見た、日本独特の恥の文化と「ひきこもり」に焦点を当てた作品。
▼今回の企画をした小幡さんは、池上中時代の教え子。中学生時代から、明るく元気な生徒でした。昨年まで、上町にあるアンガージュマン・よこすかで滝田さんの元でお手伝いをしていました。前向きなすてきな女性です。

▼当日券もまだ少しありますので、チケットをまだお買い求めでない方も、ぜひご来場ください。

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