「金環日食」

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▼5月21日、早起きをして4時前には起床。天気予報を見ると「曇・雨」。しかし、yahoo天気予報では、6時横須賀は「晴」とでている「ちょびっと期待」。 日食グラスは前日には、どこも完売。とりあえず、yahooの天気予報を信じて、自作でできないかネットで調べた。 

▼直接見ることは禁止、失明の危険・・・。 「黒い下敷き・ガラスにすす・カラーのネガ」は× と書いてある。とにかく家にある品物の代用ではだめで、日食グラスを買うか、ピンホールの投影型装置を作る、というものしか確認できかった。仕方ないのでピンホール型を作った。

▼しかし、太陽光が弱いときは心配なので、もう一度サイトを検索すると・・・・「あった!」 あるサイト・天文台の科学ページで「白黒のネガの感光した黒い部分が使える」とあった。「そういえばわざわざ×にカラーのネガと書いてあるではないか」それならどこかにあるかもしれない、と箪笥の上を探って、高校の写真部顧問時代に撮りためた白黒のネガを発見。段ボールを切り抜いて、スライドのマウントに張り付けてたうえで、夜中の工作・・・。自作の「日食グラス」の完成。

▼しかし、6時半過ぎから、雨模様。 あーあこれは努力は無駄か・・・。  しかし、神様は、ほほ笑んだ。 7時過ぎ、雲の間から、太陽が姿を現した。やった!!! 息子を大声で呼んで、観察会。「日食グラス大活躍」「すごいなーと叫びながら、金環日食」がみれたことを、喜んでいると・・・・・・・・

▼「NHKニュースで、がれきのことやっているよ」と母からの声。「何?」と聞けば、「宮城県で予想以上に早く処理が進んで想定のがれき量を減らす」という。がれきは実際には相当少なくなるらしい。とすれば、県外で処理する必然性もなくなると言うことだ。

▼まずは、そのニュースから・・・・

NHKニュース
震災で発生したがれきの推計量について、宮城県ではこれまでよりも大幅に少なくなることが分かり、がれきの「広域処理」が必要な量を当初の3分の1のおよそ110万トンに修正する方針を固めました。
これに伴って宮城県は、まだ受け入れを決めていない自治体の協力が必要かどうか検討し直すことにしています。
」宮城県では、震災で23年分の処理量に当たる1820万トンのがれきが県内で発生したと推計し、このうち344万トンは被災地以外で処理してもらう「広域処理」が必要だとしてきました。
ところが、最も発生量が多い石巻市周辺のがれきの量が大幅に減るなどして、推計量はこれまでよりおよそ400万トン少なくなることが分かりました。
理由について宮城県は、多くのがれきが海に流れ出たことや、家を修復して住む人が多く、解体する家屋の数が予想よりも少なくなったためではないかとしています。このため宮城県は、広域処理が必要ながれきの量を当初の344万トンから3分の1のおよそ110万トンに修正する方針を固めました。
宮城県では、東京都や山形市などすでに受け入れを始めたり、北九州市など受け入れを固めたりしている自治体には引き続き広域処理を依頼するものの、まだ決めていない自治体には新たに協力が必要かどうか検討し直すことにしています。


NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120521/k10015255531000.html

▼今思えば、「復興の妨げ」と言ってがれきの広域処理を「絆」の名のもとに、推し進めていたことろは、違う流れの報道になってきたようです。

「金環日食」の報道の陰で、いろいろ動いているのでしょうかね。「まだ決めていない自治体には新たに協力が必要かどうか検討し直す」ことにしているということは、「広域処理は無理に進めない」ということになるのでしょうか。ただ、これは宮城県で岩手県は違うのでしょうか。そこで岩手県を調べてみると・・・

▼岩手県ではがれきが増えているという報道がありましたが、「増えたがれきは汚泥等で燃えるがれきではない」とのこと。「燃やすがれきは少ない」ということです。  風向きは本当に変わってきたのか???


がれき県外処理量4割減 宮城は半減、岩手は増える    朝日新聞  6/22 

 
東日本大震災で発生した岩手、宮城両県のがれきのうち、全国の自治体で受け入れる「広域処理」の必要量が、当初想定した401万トン(宮城344万トン、岩手57万トン)から154万トン少なくなり、4割減の247万トン(宮城127万トン、岩手120万トン)になることが両県の再調査でわかった。21日、環境省が発表した。

 宮城県ではこれまで、がれき発生量は1573万トン、うち344万トンの広域処理が必要と見込んでいた。再計算の結果、がれき量は400万トン以上減り、1154万トンに。広域処理の必要量も半分以下の127万トンとなった。津波で海に流出したがれきがあったことや、解体せずに家を直して住み続ける人が多かったためという。

 一方、がれき477万トンを見込み、うち57万トンの県外処理を計画していた岩手県。宮城県とは逆に、発生量は48万トン増えて525万トンに、広域処理量も63万トン上積みされて120万トンになった。津波の土砂や、海から引き上げたがれきを計算に含めたためという。

 宮城県の減少幅が大きかったため、合計の処理量は大幅に減った。細野豪志環境相はがれき減少を前向きに評価する一方で、「厳しい状況に変わりはない」と強調。2014年3月までにがれき処理を終わらせるという国の目標達成に向けて、受け入れ自治体と被災自治体との調整を続ける考えを示した。

 被災地で仮置き場への搬入が進み、実際のがれき量を測れるようになったことなどから、処理が必要ながれき量の再計算を、国から両県に要請していた。


広域処理のがれき処理量が、こんなに少なくなった。 青・・当初計画していた量 赤・今回計算し直した量

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▼30億ものお金を広告費に使った環境省が「広域処理は必要」と言っていた一番の根拠が「がれきの量」であったはず。それが、2ヶ月たって実際調べたらこんなに少なかったって、「自分たちが宣伝していた嘘」を言い訳をしながら告白している。この事実は3月の時点でわかっていたはず、マスコミを使って「世論操作」をしていた事は明白。

上の新聞記事を読み解くと、さらにおかしい点がある。当初環境省は「県内でがれきが処理できないので、県外で処理をお願いしたい。」という主旨であった。 

▼計算の結果、がれき量(岩手+宮城)が419万トン少なかったのなら、広域処理の必要量401万トンを超え、既に広域処理の必要性の根拠はなくなっているのではないか。

▼さらに、岩手においても、増加分は焼却できるがれきではなく、津波の土砂や海から引き上げたがれき(不燃物)がほとんど(広域処理の対象のがれきの75%が不燃物となっている。)※木くず(47→18) 可燃物(3→12) 不燃物(7→90)、合計(57→120)単位・万トンであり、岩手県においては、なおさら、全国の焼却施設に持って行く根拠も失せた。まったく遠方まで運送賃をかけて運ぶ意味は消滅している。 北九州まで運搬する必然性は見えない。

がれき全体の量が減りました。
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▼環境省も政府も、「広域処理」を再検討し、根本的に見直す時期に来ている。 


▼さらに、放射能の食品に与える影響も深刻だ。放射性物質の体内被曝の影響はだれにもわからない。元々放射線の安全基準は確率論であるから、「1000人に1人だから平気」とか「1万人に1人だから平気」という安全の根拠には、説得力は厳しい。「これを食べてもガンになる確率は1/1000ですから、平気ですよ。」と言うことができるのか。 そういった意味では、放射性物質は「しきい値」(安全の基準)のない物質であることから、課題への対応が難しくなる。きちんとした安全の検査体制の確立と、とりわけ子どもに対しての食の安全は急務である。

「金環日食」の4文字から現代の課題に思いをはせる。 

       「金」  「環境省」  「日本」  「食の安全」

            
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