1月24日の知事の記者会見から感じたこと

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★記者・・・がれきの関係なのですが、いろいろ拝見しますと、やはり反対だという声が上がってくる声は会場の声として多かったんですけど、

①現状で地元合意、大前提である地元合意に向けてのご認識、どうお考えになっているかというのと、

②いわゆる「対話の広場」が後1回残っていますが、その見通しと、その後、現状を踏まえて今後どうしていくかというのと、
③あともう一つ、改めて何をもって地元の合意、大前提である地元の合意というのは何を意味しているのか。その3点よろしいでしょうか。 

★知事・・ 今まで2回ね、説明会、そして「対話の広場」、横須賀で臨んだわけですけれども、会場は、まあ、怒号と罵声の嵐で、発言はほぼ全部が大反対という状況でありまして、ただ、まあ、そういうお気持ちというのは十分分かるんですけれども、でも、話をずうっと整理してみますと、やっぱり、一番最初の入口のところで、もうずれているというか、私が、要するに「100ベクレル以下は放射性物質に汚染されていない、だから大丈夫です。これは国の法律でそうなっていますから

現地を見てきた時も、そういうがれきでしたから大丈夫です」って言っているんですが、国の言っていること自体が信じられないんだという、そこから話が始まりますから、合意をそこの中で得るという作業っていうのも、なかなか容易じゃないなということは感じてます。

まあ、しかし、あそこで発言されている方の意見だけしか、この県内に、地元も含めてですね、地元にも無いとは思わないわけでありましてね、ですから、合意というのを得るための努力というものは、やっぱりもっともっとしていかなきゃいけないと思ってますけどね。

ただ、今度、30日が当初お約束をしていた「対話の広場」、やっぱり基本的にそういうふうな会というのは、今のところ予定しているのは、そこまでですけれども、状況として見てみて、そこで全てが解決するとはとても思える状況じゃないのでね、われわれは、誠意をもって、しっかりとご説明していきたいなと思っています。

で、何をもって地元との合意とするのかというと、これも今、地元とは協定書を結んでいます。この協定書というものは、県内の産業廃棄物の最終処分場であるということの協定でありますから、今回は県外から、災害廃棄物を持ってくるわけですから、これは新たな協定が必要だという事になります

だから、新たな協定を結んだら、それが全て終わりというわけではありませんけれども、基本的には、それが一つの大きな合意の前提かな、第一歩かなと思っていまして、当面はやっぱりそれを目指していくということになると思いますけどね。

★記者・・そうすると今後は、「対話の広場」であるとか、ああいう感じじゃなくて、町内会単独と、協定を結んでくださいという直接交渉に入っていくという理解、それとももうちょっと…。

★知事・・もうちょっと様子を見てですけどね、今の、皆さんご覧になって分かると思うんだけれど、あの会を何回繰り返しても、同じことが繰り返されるんじゃないかなと思いますからね、ですから、われわれの誠意の尽くし方というのは、いろいろまた工夫したいなと思っています。
 もともとあそこにね、最終処分場を造るという時からやっぱりもともと大反対があった中でね、しっかりと両者が話し合う中で一つの合意点を見出していったという経緯もあったわけですから、そういう粘り強い地道な作業というか、そういうのをやっぱり繰り返しやっていくということ、これを求められているんじゃないかと思いますけどね。

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▼知事も協定を改訂することが、難しいと思われていることがわかりました。今日も地域のおじさん、おばさんとお会いしましたが、「一様に心配だ。絶対だめだからね。」と声をかけていただきました。いろいろ聞いてみると、佐島の漁師さんたちは、産廃施設ができる時も、署名をしたり相当反対してきたらしいんですね。だから、あの時県は、「これを必ず守ります。」と住民と約束しておきながら、今度は一方的な物言いで、言ってきていることに憤慨されているようです。謝っても済まない話。

▼産廃の導入の際には、当時の岡崎知事は、一軒一軒回って、畑までお願いに来た。という話を聞きました。
テレビ番組のレポーターのようにスマートにお話をされる知事そのものに「信頼できない」と感じたようです。 「入口のところでずれている」のは、知事の地元に向き合う姿勢です。

▼だれも「100ベクレル」のことを言う人はありません。それを言うなら、芦名に入るのは、100ベクレルではないのに、「100ベクレルは放射能に汚染されていない水準で、安全」と何回も何回も言い続ける知事の説明です。「芦名には3300ベクレル以下、基準はよくわからないから出せません。国の基準は8000です。」「これは放射能に汚染された水準です。」ということを言わずにごまかし続けているからです。

▼そんなこと話を聞いていればほとんどのことは理解しているのです。説明会の帰りにあった若い人が「"だましてる。"というにおいがプンプンした。」と敏感です。


▼知事は、定例記者会見で、私のプレゼンを「普通の人なら理解してもらえるはず」と言われましたが、知事の言うのは、その通りなんです。 真剣に考え、真剣に怒っているので、芦名の人は「普通の人」ではないのです。だから、知事の「詭弁」に騙されません。しっかり足元を見て、行政のしたたかさも見て、自分たち子どもの未来を見て動いているのです。

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