放射性物質が、小田和湾に濃縮して流出する危険性は。

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かながわ環境整備センターは、神奈川県内の産業廃棄物の最終処分場として2006年から運営をしています。計画段階から、「自然を大切にしたい」という住民の強い反対があり、100回を超える説明会をおこない。ようやく「協定書」を結び、合意に達して、建設が進められたものです。完成後も協定に従い、環境センターから毎月排水の基準の検査結果を町内会に報告しています。
 運営開始から、6年目を迎え環境整備センターの職員と芦名町内会の役員との関係は、この間一定の信頼関係を構築したきたものと聞いています。
 
▼しかし、2011年5月、知事に就任して1ヶ月の黒岩知事が、被災地を訪問して帰ってきてすぐに、記者会見で震災がれきの受け入れを発表。12月20日、政令三市で焼却した震災がれきの焼却灰を搬入と発表と一方的な通告に、信頼関係は今、引き裂かれてしまいました。 協議もしない中での公表。不退転の決意・・・これからどこへ行くのでしょうか。

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▼産業廃棄物処理場としての「かながわ環境整備センター」について、皆さんも基礎知識として頭に入れておいてください。

産業廃棄物とは

 工場・工事現場・商店などの「事業活動」により発生する廃棄物のことです。こうした廃棄物は、食料品・衣類・電気製品・自動車などの生活用品を製造するとき、電気・ガスなどのエネルギーや水をつくるとき、住宅・道路・ビルを建設するときなど、主に私たちの目に見えないところで発生しています。
安全性の確保

1.受入基準を満たした産業廃棄物のみ受け入れます
2.粉じんを飛散させません
3.確実なしゃ水により浸出水を漏らしません
4.多降雨時に対応した施設です
5.浸出水を適正に処理します
6.北武断層に配慮した設計としています
7.管理情報を公開します

▼受け入れ基準を満たした産業廃棄物のみ受け入れます。

廃棄物の受入基準

共通受入基準

1.県内の事業場から排出された産業廃棄物(廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第137号)第
2条第5項に規定する特別管理産業廃棄物を除く。)であること。

2.種類別受入基準に掲げる種類の産業廃棄物であって、複数の種類の産業廃棄物を混合したものでないこと

3.飛散しないよう必要な措置が講じられていること

4.著しい臭気を有しないこと

5.処理施設の管理運営に支障がないものであること

個別受入基準

燃え殻

1.産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法(昭和48年環境庁告示第13号)に定める方法により検定した場合における検出値(以下「溶出試験値」という。)が、金属等を含む産業廃棄物に係る判定基準を定める省令(昭和48年総理府令第5号)に定める判定基準(以下「判定基準」という。)に適合すること
2.火気を帯びていないこと
3.熱しゃく減量が10パーセント以下であること


汚泥

1.溶出試験値が、判定基準に適合すること
2.無機性のものであること
3.非水溶性のものであること
4.道路路体に適した性状に処理されていること



鉱さい

1.溶出試験値が、判定基準に適合すること
2.最大径がおおむね15センチメートル以下であること
3.火気を帯びていないことと


ばいじん

1.溶出試験値が、判定基準に適合すること


燃え殻、汚泥及びばいじんを処分するために処理したもの

1.溶出試験値が、判定基準に適合すること
2.最大径がおおむね15センチメートル以下であること


石綿含有産業廃棄物

1.シート等により梱包された状態で搬入されたものであること。


廃石膏ボード

1.最大径がおおむね15センチメートル以下であること。
2.他の物質が付着し、混入し、封入されていないこと


ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず

石綿含有産業廃棄物及び廃石膏ボードを除く

1.最大径がおおむね15センチメートル以下であること
2.他の物質が付着し、混入し、又は封入されていないこと

がれき類

1.最大径がおおむね15センチメートル以下であること。ただし、性状により破砕しがたいものについては、この限りでない
2.木くず等の可燃物又は金属くずが混入して排出されたものについては、中間処理を行い、かつ、手作業又は風力、磁力、電気等を用いる方法により、木くず等の可燃物又は金属くずを可能な限り選別し、及び除去したものであること

受入廃棄物の種類及び処理料金

 
本処分場に受け入れる廃棄物の種類及びその処分に掛かる手数料(処理料金)は、神奈川県産業廃棄物の処分に係る手数料徴収条例(平成17年神奈川県条例第105号)により定められています。


燃え殻、汚泥、鉱さい、ばいじん並びに燃え殻、汚泥及びばいじんを処分するために処理したものの処分

10キログラムにつき 259円

石綿含有産業廃棄物、廃石膏ボード

10キログラムにつき 222円

ガラスくず、コンクリートくず、陶磁器くず(石綿含有産業廃棄物、廃石膏ボード及び工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものを除く。)及びがれき類の処分(石綿含有産業廃棄物を除く)

10キログラムにつき 193円


▼料金が記載してあります。 規定では、10キロ259円なので、一万トンの県がもらう処理料金は、2億5900万の計算になります。
  これが、国の震災復興関連のお金が宮古市に行き、宮古市から神奈川県に入ることとなるのでしょうか。

▼ それ以外にトラック運送費用・人件費を10トントラックで1000台です。運送業の方いくらになりましょう。
  宮古から川崎・横浜・相模原さらに、横須賀ということです。

浸出水処理施設
内容
凝集沈殿、生物処理、ろ過、ダイオキシン分解、活性炭吸着、キレート吸着
処理能力 約130m3/日(調整槽容量3,700m3)
放流先 公共下水道


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>▼フレコンバックを調べました

品名  フレコンバック   ①耐候性 土のう袋(1年対応品)  ②耐候性 土のう袋(3年対応品)

材質  ポリプロピレン・ポリエステル

寸法  φ1100×1100mm

容量  1.0m3

最大充填質量  20kN(2t)

性能規格
袋剤-耐候性試験後の引張強さ
 :240N/cm以上
袋剤-耐候性試験後の引張強さ(定荷重下状態)
 :160N/cm以上
吊りベルト-耐候性試験後の引張強さ
 :30kN/本以上
透水係数:1.0×10-2以上
開孔径試験判定基準(O95/D85):1.0以下

▼フレコンバックは ポリプロピレン・ポリエステル製の袋です。汚泥やがれきなどをいれます。1トン入れるものが多く出回っています。さて、一枚いくらぐらいだと思いますか。答えは、下のアドレスをクリックしてみてください。驚きます。耐用性は普通のもので1年、丈夫なもので3年と言うことです
http://www.fjtex.co.jp/kankyo/products/others/107?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=flex
丈夫な方の説明でもこうなっています。
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“災害復旧事業等における 設置ガイドライン”の性能条件をすべて満たした製品です。
河川・道路などの緊急を要する災害復旧時に耐久性を発揮します。
紫外線劣化に対する耐久性に優れ、長期間設置後でも移動・転用が可能です。
通常のフレキシブル・コンテナバッグより耐久性が高く、放射能汚泥・焼却灰、放射性物質を含む除染後の土壌などの一時保管としてもご利用いただけます。

【耐候性土のう袋の特長】
耐候性に優れた化学繊維を使用しています。紫外線を遮蔽する化学繊維を使用し、耐候性に優れています。
容量は1m3、質量は20kNに対応しています。耐候性の促進暴露試験(JIS L 1096 8.30)で、1~3年に相当する暴露時間後においても、質量20kNに対し十分な安全率を持つ引張り強さを維持しています。blockquote>
何十年の中では耐久性がもたないことがわかりました。

埋め立ての様子。(県の説明)
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集中豪雨・台風で水は浸透します。

▼ この処理施設にも、公共下水道には、放射能の吸着装置はありません。あたりまえのことが説明されていません。大楠山山系の谷間にあり、集中豪雨や台風にも見舞われる地域です。

活断層場の処分場
▼また、南関東地方で4年以内に70パーセントの確率で震度7以上の地震が起こるとされている三浦半島活断層(北武断層)が真ん中を横切っている場所です。

排水の放射性物質は、吸着施設がないことから、そのまま海に
▼排水は、すべてが公共下水道の管を通って、西浄化センターに流れていきます。放射能を吸着する施設がないので、排水溝付近で濃縮される危険性があります。そのまま小田和湾に流れ込み、佐島・長井の漁港があります。 そういった環境を未来永劫この場所に押しつけるということは、あり得ないことです。

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