EARTH 

 「EARTH」って、聞いたことがありますか。 

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兵庫県教育委員会と兵庫県教職員組合が一緒につくった「教員の災害救助チーム」のことです。
現在スタッフは150名ほとんど全員が学校現場の教職員で構成されているということです。
 「Emergency And Rescue Team by school staff in Hyogo」の略称で、直訳すれば「兵庫における緊急時の学校スタッフによるレスキューチーム」ということです。先日私は神戸に行った際に、時間を取って取材をしてきました。 その事務局の役割を担っている「兵庫県教育文化研究所」にいって、お話を聞いてきました。

 設立の主旨は、阪神淡路大震災で、多くの学校が避難所になりました。その避難所でのノウハウをまとめつつ、また、全国の多くのボランティアの長期にわたっての支援に恩返しの意味も込めて結成したそうです。これまでも、スマトラ沖地震や新潟中越地震への派遣さらには、今回の東日本大震災にも積極的に救援活動をしているそうです。
  
設立当初から教員のメンバーで様々な論議を続けてきたそうです。 たとえば、「避難訓練のあり方」から、問い直したそうです。 これまでの「お・か・し」(おさない・かけない・しゃべらない)という標語を掲げた、避難訓練でいいのか?
現実の問題を重ねたときに、地震や火災で不安になっている子どもたちの、心理面も踏まえた避難誘導のあり方として適切な避難方法は?といったことから論議したようです。 

また、避難訓練の時間帯を意識的に「始業前の雑然とした時間帯」や「放課後の時間帯」での緊急連絡の訓練、抜き打ちの訓練など、困難な条件を考えて避難訓練を実証し、各学校で実施したデータを持ち寄りながら、検証を重ねて来たと言う話をを聞きました。

 また、避難訓練から、命の尊さを考えたり、人員点呼から、「ひとりの命」が大切なことを迫ったり、教師自身の役割も意識付けをしながら、総合防災教育につなげている事例を学ばせていただきました。

防災教育は、命を守る教育だということ、また、仲間の命を守る教育、さらには弱い立場の人(お年寄りや障がいのある人・赤ちゃん等)を守る教育ということにつながるとしています。 

また、避難所の生活となれば、日常の地域社会がそのまま「共同体」のあり方と直結します。炊き出し(共同炊飯)・掃除・ゴミの始末・救援物資の運搬・分配・・・・などの役割も小・中学生が大切な役割を担ったとも聞いています。 様々な切り口から迫ることができそうです。

 これからの三浦半島の防災を考えたときに当然学校現場が「避難場所」になるはずです。日常の備えについてもまだまだ不十分です。 横須賀市では9月11日に津波の避難訓練を全市一斉に行います。9.11に向けて地域の皆さんと取り組む必要があります。

また、横須賀市議会は7月21日・22日には防災体制等整備特別委員会が始まります。私も委員会の委員として、提言するためにも学習を深めたいと思っています。

 

EARTHの紹介 /EARTHハンドブックがダウンロードできます

http://www.hyogo-c.ed.jp/~kikaku-bo/EARTHHP/soshiki.html

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