久々に「モモ」を読みました。 時間泥棒とどうたたかうかね。

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忙しい毎日の中で、「忙しい」と言う言葉を調べたら、
「りっしんべん」は「心」を意味するということから、
やっぱり忙しいのは、「こころを亡ぼす」ということなのかな。

 たまにはゆったりすることが大切だな。
けんかしたり、ちょっといや感じになるのは、たいてい「忙しいとき」
やっぱりちょっぴり「心」がゆがんでいるときだなと思った。

相当昔、自分が20歳ぐらいの頃、仲間で「モモ」という本を読んで感動した仲間が集まって、アトリエ「モモ」というたまり場をしていたことを思い出した。 6畳一間と台所の小さな長屋に、多いときは10人ぐらい集まって、夢を語ったり、ごろごろして遊んでいた。群馬県の六合村にその仲間でキャンプしにいった。 「時間の花」を自分の中に見つけながら、「自分って何がしたいんだ」と自問自答していた。

 教師という仕事が楽しくて、こんな仕事やめられないと思っていた。
「教育ってなにか」「子どもと関わる」ってどういうことか。 よく話した。 
ただ、じっと止まって話したり、考えているとき、わからなくても、動いてみると見えてくることがある。
わかったことは、「とにかく、動いてみよう。何かが見えてくる。」


 ミヒャエルエンデが「モモ」を書いたのが、1973年、「モモ」は人の話を聞くことが本当に上手な孤児の女の子。
「ジジ」や「ベッポ」と一緒にのんびりゆったり、暮らしている。想像力の世界を広げながら子どもたちとのんびり牧歌的に暮らしている世界に「時間泥棒」が現れる。 時間をお金に換算し、無駄な時間を時間銀行に貯蓄しなさいという。 当然町から「無駄」がなくなるとともに、「ゆとり」は亡くなる。それに子どもたちが立ち向かう。と言うお話です。

もう一度読み解く必要がありそうなお話です。


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 モモ  ミヒャエル・エンデ

モモという少女が大きな街の古びた廃墟のような円形劇場に住み着く。モモには人の話にじっと耳を傾けるだけで、人々に自信を取り戻させるような不思議な力がそなわっているらしい。

 そのモモのところに「灰色の男」たちがあらわれる。「時間貯蓄銀行」からやってきた灰色の男たちは、人々から時間を奪っていくのが専門の職業になっている。時間を節約して、時間貯蓄銀行にその時間をせっせと預ければ、利子が利子を生んで人生の何十倍もの時間をもつことができるというふれこみだ。モモはこれは時間泥棒だと思う。

 けれどもその街の人々は時間泥棒たちの言葉巧みな説得に誘導されて、しだいに余裕のない生活に追い立てられていく。気がつくと時間とともに人生の意味も失っている。モモは盗まれた時間を人々に取り戻すため、カメやカシオペイアとともに灰色の男たちとの戦いに挑んでいく‥‥。ざっといえば、そういうお話である。

 モモは孤児に設定されている。身寄りのない「みなしご」だ。「棄人」や「みなしご」や「孤児」は内村鑑三(250夜)や野口雨情(700夜)が最も重視した社会存在のモデルだった。「歌を忘れたカナリア」を連れてモモのところにやってきた少年も出てくる。

 そんなモモにも親友が二人いる。道路掃除夫のベッボ爺さんは自分で建てた煉瓦とブリキの小屋にいる。どんな話にもにこにこ笑えるが、自分ではほとんど喋らない。観光ガイドの若者ジジは何でもよく喋る。けれどもほとんどが空想で、この街の神話を勝手に作っている。つまりはこのモモを含めた3人は、何も所有していない無所有者たちなのである。当然、無産者でもあった。

 そこへ時間貯蓄銀行の灰色の男たちがやってきて、「みなさん、時間はどこから手に入れますか」と聞き、「それは倹約するしかないでしょう」と説得しまわっていく。たくさんの計算と数字も見せる。すべてを損得勘定で説明できる連中である。時間銀行の銀行員は「時間をあずけてくれたら5年で同額を利子として払う」と言い、時間の節約の仕方を説明する。

 仕事はさっさとすます。老いた母親は養老院に入れて、自分の時間を大事にする。役立たずのセキセイインコの世話の時間ももったいないから、捨てる。とくに歌を唄ったり、友達と遊ぶのを避ける。このようにして時間を節約したぶん、幸福が確実にたまっていく。そう、言うのだ。住人たちは次々に時間が倍になって戻ってくることに狂喜する。

 この話は、何を書こうとしたのか。
 失った時間を取り戻したという話ではない。「時間」を「幸福」と見立てたのでもなかった。エンデはあきらかに時間を「貨幣」と同義とみなしたのである。「時は金なり」の裏側にある意図をファンタジー物語にしてみせたのだ。


 
 

話は元に戻りますが、「りっしんべん」の言葉を調べてみました。こんなにいっぱいあったんですね
でも、みんな一様に、心の様子をあらわした漢字ばかりなので、驚きました。
意味が深いです。  


   「忸怩」 って読めますか?   

   ヒント1・心にはじてきまりわるがるさま。

  
   ヒント2・ ○○○たる思い

   答え・・・・下の漢字の中に答えがあります。
   



  総画:7画
  字義:①はじる。心がいじけて、きっぱりとしない。〈類義語〉怩、恥。「忸怩ジクジ」
      ②ならす。▽狃ニュウ・ジュウに当てた用法
  音読:(ジク)(ジュウ)
  訓読:(な・れる)(は・じる)

  熟語:【忸怩】ジクジ 心にはじてきまりわるがるさま。




  総画:8画
  字義:うらむ。心がうっとうしい。押さえつけられた感じがする。むかつく。「怏怏オウオウ」
  音読:(オウ)(ヨウ)
  訓読:(うら・む)

  熟語:【怏怏】オウオウ =鞅鞅。不満があってうっとうしいさま。


怺 ☆国字☆

  総画:8画
  字義:こらえる。苦しみをがまんする。また、がまんして許す。「痛さを怺える」「怺えてくれ」
  音読:
  訓読:(こら・える)





  総画:8画
  字義:はじる。ひけめを感じて心がいじける。〈類義語〉恥、愧キ。「忸怩ジクジ」
  音読:(ジ)
  訓読:(は・じる)

  熟語:【忸怩】ジクジ 心にはじてきまりわるがるさま





  総画:8画
  字義:いたむ。おどろく。強いショックを受けてはらはらする。「惻怛(同情してはらはらする)」
  音読:(タツ)(タン)(ダツ)
  訓読:(いた・む)(おどろ・く)

  熟語:【怛然】ダツゼン はらはらするさま。心をいため悲しむさま





  総画:8画
  字義:①おそれる。ひやひやして心配する。〈類義語〉怖、懼。
      ②〔俗〕おそらくは。ひょっとしたら。▽「恐怕おそらくは」という形で用いることが多い
  音読:(ハ)(ハク)
  訓読:(おそ・れる)

  熟語:「怕畏はい」





  総画:9画
  字義:①つつしむ。堅苦しい気持ちを保つ。心にかどめをつける。きまじめなさま。
       〈対語〉惰ダ(だらける)。「恪勤カッキン」
      ②つつしみ。心のかどめ。手がたい根性。
  音読:(カク)
  訓読:(つつし・む)

  熟語:【懃恪】キンカク =勤恪。ねんごろで、つつしみ深いさま。






  総画:9画
  字義:たのむ。何かをあてにする。〈類義語〉頼、依。
  音読:(シ)(ジ)
  訓読:(たの・む)(たよ・る)

  熟語:【恃頼】ジライ たのみとする。『恃憑ジヒョウ』





  総画:9画
  字義:①あわれむ。気の毒な人に思いをめぐらす。情けをめぐらす。
      ②うれえる。気を配る。いろいろと心配する。
      ③人の難儀を気の毒がって金品を恵む。「賑恤シンジュツ」「救恤品キュウジュツヒン」
  音読:(シュツ)(ジュツ)
  訓読:(あわ・れむ)(うれ・える)(めぐ・む)

  熟語:【賑恤】シンジュツ 貧困者に金銭や品物を与えて救う。






  総画:9画
  字義:①おどす。大声で相手をぎょっとさせる。おどかす。「恫喝ドウカツ」
      ②いたむ。つらいと思う。心の底まで突き抜けるつらさを感じる。
        〈類義語〉痛。「恫痛トウツウ」
  音読:(トウ)(ドウ)
  訓読:(いた・む)(おど・す)(おど・かす)

  熟語:【恫喝】ドウカツ 大声で、ぎょっとさせる。恐喝。
      【恫疑虚喝】どうぎきょかつ






  総画:10画
  字義:①あらい。気がつよくあらあらしい。たけだけしい。〈対語〉懦。「悍馬カンバ」
      ②つよい。気がつよく勇ましい。「精悍セイカン」
  音読:(カン)
  訓読:(あら・い)(あらあら・しい)(たけ・し)

  熟語:【剽疾軽悍】ひょうしつけいかん





  総画:10画
  字義:あらためる。曲がっていた心がまっすぐになる。
      また、今までのあやまちを正してあらためる。「改悛カイシュン」
  音読:(シュン)
  訓読:(あらた・める)(つつし・む)

  熟語:【悔悛】カイシュン 悪いところを悟って、悔い改める。改悛カイシュン。






  総画:10画
  字義:①もとる。道理にそむく。〈同義語〉背。
      ②むっくと勢いよくはね起きる。▽勃興ボッコウの勃に当てた用法。
  音読:(ハイ)(ボツ)
  訓読:(さか・ん)(みだ・れる)(もと・る)

  熟語:【悖入悖出】はいにゅうはいしゅつ
      【悖徳没倫】はいとくぼつりん
      【悖戻】ハイレイ 道理にもとる。〈同義語〉背戻。





  総画:10画
  字義:やぶさか。こまかい。けちけちと物惜しみするさま。けちけちする。
      〈同義語〉吝。「悋嗇リンショク」
  音読:(リン)
  訓読:(お・しむ)(ねた・む)(やぶさ・か)

  熟語:【悋嗇】リンショク =吝嗇。物惜しみすること。けち。『悋惜リンセキ』






  総画:11画
  字義:①驚き恐れて胸が動悸ドウキを打つ。どきどきする。「動悸ドウキ」
      ②少しのことでも胸がどきどきすること。また、そのような病気。
  音読:(キ)
  訓読:(おそ・れる)

  熟語:【心悸亢進】しんきこうしん


悴/忰

  総画:11画
  字義:①やつれる。疲れ果ててからだがやせ、気力が哀える。「憔悴ショウスイ(=焦悴)」
      ②〔国〕せがれ。自分のむすこを謙そんしていうことば。
          転じて、他人のむすこや、少年をいやしめていうことば。▽「倅」の誤用。
  音読:(スイ)
  訓読:(かじか・む)(せがれ)(やつ・れる)

  熟語:







  総画:11画
  字義:うらむ。がっかりしてしおれる。〈類義語〉凋チョウ。「惆悵チュウチョウ」
  音読:(チュウ)
  訓読:(いた・む)(うら・む)

  熟語:【惆悵】チュウチョウ がっかりして、元気をなくす。






  総画:11画
  字義:うらむ。いたむ。思いが長くあとに残る。思い切れず残念がるさま。「惆悵チュウチョウ」
  音読:(チョウ)
  訓読:(いた・む)(うら・む)

  熟語:【惆悵】チュウチョウ がっかりして、元気をなくす。







  総画:11画
  字義:失望して気が抜ける。ぼんやりする。〈類義語〉茫ボウ。
      「悵惘チョウボウ(がっかりする)」「惘然ボウゼン」
  音読:(ボウ)(モウ)
  訓読:(あき・れる)(ぼんやり・する)

  熟語:【惘然】ボウゼン ぼんやりするさま







  総画:12画
  字義:①おそれる。おそれておどおどする。また、心が動揺して落ち着かない。あわてる。
       〈類義語〉慌。「驚惶キョウコウ(はっとしてあわてる)」「惶恐コウキョウ」
  音読:(コウ)
  訓読:(おそ・れる)

  熟語:【恐惶謹言】きょうこうきんげん






  総画:12画
  字義:もとる。自信が強すぎて人に逆らう。ずぶとい。「剛愎ゴウフク」
  音読:(ヒョク)(フク)
  訓読:(そむ・く)(もと・る)

  熟語:【剛愎】ゴウフク 道理にさからう。







  総画:13画
  字義:①いかる。胸に不平がつかえ、むかついていかる。〈類義語〉怒。
      ②うらむ。胸中にいかりを含んでうらむ。〈類義語〉怨エン
  音読:(ウン)(オン)
  訓読:(いか・る)(うら・む)

  熟語:【慍色】ウンショク むっといかりを含んだ顔つき。『慍容ウンヨウ』







  総画:13画
  字義:①いかる。息をはずませておこる。かっとする。
      ②なげく。胸を詰まらせて、はあと嘆息を漏らす。
        〈同義語〉慨ガイ。「憤愾フンガイ(=憤慨)」
  音読:(カイ)(ガイ)(キ)
  訓読:(いか・る)(なげ・く)

  熟語:【敵愾】テキガイ 敵や競争相手に立ち向かって張りあおうとする意気ごみ・心ばえ。
                  ▽「愾」は、慨ガイと同じで、胸につまる気持ち。「敵愾心」







  総画:13画
  字義:①はじる。気がひけて心が縮まる。「慙愧ザンキ」
      ②はじ。はずかしいこと。
  音読:(キ)
  訓読:(は・じる)(はじ)

  熟語:【愧恥】キチ はじる。はじ。『愧羞キシュウ・愧慙キザン』







  総画:13画
  字義:①ふるえる。おそれる。おそろしくて、ぶるぶるとふるえる。「戦慄センリツ(=戦栗)」
      ②「慄冽リツレツ」「慄烈リツレツ」とは、ぴりぴりするほど、肌に冷たくこたえるさま。
  音読:(リツ)
  訓読:(おそ・れる)(おのの・く)

  熟語:戦慄 せんりつ
     慄然 りつぜん






  総画:14画
  字義:おそれる。おそれてびくびくする。〈同義語〉懾
  音読:(シュウ)(ショウ)
  訓読:(おそ・れる)

  熟語:【慴伏】ショウフク 威勢におそれ、ひやひやして屈服する。〈同義語〉懾伏。







  総画:14画
  字義:なげく。ひどく悲しむ。「慟哭ドウコク」
  音読:(トウ)(ドウ)
  訓読:(なげ・く)

  熟語:【慟哭】ドウコク 身をふるわせて大声で泣く。『慟泣ドウキュウ』







  総画:14画
  字義:すばやい。気性がきつい。「慓悍ヒョウカン」
  音読:(ヒョウ)
  訓読:(すばや・い)

  熟語:【慓悍】ヒョウカン すばしこくて荒々しい。







  総画:15画
  字義:①はばかる。びくびくと気にする。また、心配して差し控える。〈類義語〉懼ク畏イ。
      ②はばかる。遠慮する。気にして避ける。「忌憚キタン」
      ③〔国〕はばかり。恐縮の気持ち。気がね。「なんの憚りもない」
  音読:(タン)
  訓読:(はばか・る)(はばか・り)

  熟語:戦慄 せんりつ
     慄然 りつぜん





  総画:15画
  字義:①「憮然ブゼン」とは、むなしい気持ちになるさま。がっかりと失望するさま。
      ②{形}みめよいさま。「眉憮ビブ」
  音読:(ブ)(ム)
  訓読:(いつく・しむ)(がっかり・する)

  熟語:






  総画:16画
  字義:おこたる。だらける。気をゆるめてなまける。〈類義語〉怠。「懈怠カイタイ」
  音読:(カイ)(ケ)
  訓読:(おこた・る)(だる・い)(なま・ける)

  熟語:【常備不懈】じょうびふかい







  総画:20画
  字義:①よろこぶ。わいわいと声をそろえてよろこぶ。〈同義語〉歓。「懽娯カンゴ」
      ②うれえる。悩みがつぎつぎとうずまいて、気が晴れない。「懽懽カンカン」
  音読:(カン)
  訓読:(よろこ・ぶ)

  熟語:





懺/懴

  総画:20画
  字義:①くいる。つらいのをがまんして自分の心にメスを入れる。心を切り刻んでくいる。
       〈同義語〉慙ザン。「懺悔ザンゲ」
      ②〔仏〕「拝懺ハイセン」とは、仏に祈ってくい改めること。
        ▽「懺」は、梵語ボンゴの音訳。
  音読:(サン)(ザン)
  訓読:(く・いる)

  熟語:【懺悔】サンゲ・ザンゲ
           過去のあやまちをくい改める。また、くいて告白する。
           ▽「懺」は、梵語ボンゴの音訳、「悔」は、その意訳。




懼/惧

  総画:21画
  字義:①おそれる。びくびくする。目をおどおどと動かす。「恐懼キョウク
      ②おそれ。おどおどする気持ち。心配。
      ③おそれ。警戒すべき事がら。あってはならないと用心すること。
  音読:(ク)(グ)
  訓読:(おそ・れる)(おどろ・く)

  熟語:【恐懼感激】きょうくかんげき







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