神の島・「「久高島」に行ってきました。

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久高島って知っていますか。

《久高島》
久高島は沖縄県知念村にある離島です。島全体で一字を形成してます。周囲約8キロメートル。南北に細長く、島の北側は神の領域、集落は南端のわずかな所に集中しています。
 琉球の祖神アマミキヨが初めて降り立った場所、そして、五穀が初めてもたらされた場所とされ、数多くの神話が祭りの中で伝えられています。12年に一度行われる祭り、イザイホーで一躍有名になりました。
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《島の仕事》
主な生業は漁業と観光業。最近では海ぶどうの養殖や牧畜も行われています。しかし、実際にこの島で生活している現役世代は多くはありません。昔男達は海人として遠洋まで航海に出て、ほとんど帰らず、50歳を過ぎると島に戻ってきて、釣りや漁をして暮らしたそうです。
農業は自給程度。畑では、おばーやおじー達が元気に鍬を振っています。潮風から供給されるミネラルによるためか芋も小豆もスイカも美味しくて大評判です。基本的には久高島振興会が買取りを行い、レストランとくじんや安座真待合所、久高待合所で提供されたり、販売されます。少しずつ加工まで島内で行い、加工品を皆様に提供出来るようにしていきたいと思います。


 途絶えていた伝統的イラブー漁が2005年に復活しました。祭祀を運営し、その見返りとしてイラブー採取、薫製の権利を与えられていた村頭(ハッシャ)も同時に復活し、祭祀の立て直しも期待されます。久高島のイラブーは最高級品として琉球王府にも珍重されてきました。秘訣は薫製の技術。その技術は祭祀の中で代々大切に受け継がれてきたものです。久高島振興会が買取りを行い販売をしています。


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《島の土地制度》
久高島は土地が総有制、個人の持ち物ではない為に外部の資本がほぼ入れません。いつまでも、この制度を残せるように「久高島土地憲章」を制定して守っています。根底にあるのは、天、地、海を何よりも大切なものとしてきたこの島の生きざまです。島民は字から土地を借りて、家を建て、畑を耕します。島人には土地を所有するという概念は無いようです。まさに忘れ去られたようにここだけに残った土地制度、原始共産制の名残と言われます。正確に言うと、久高島の土地は字の共有財産、個人には使用権が与えられます。久高島にこれだけの自然、文化が残ったのは外部資本が入ってくるのを守るこの制度のおかげと言えるでしょう。

《神の島》
 この島では男女、昼夜、天地の象徴である太陽と月を生命を育む尊い存在、最高の神様として奉っています。さらに海人である久高の男達の象徴として竜宮神を信仰しています。太陽は男の象徴。日の出の太陽のあまりの美しさを、七色の羽を持つ不死鳥「ビンヌスゥイ(鳳凰)」に例え、生きるものすべてを支配している最高神と考えます。月は女性の象徴、太陽と並び最高神です。月はジーキ(土地)といって穀物を司るものと考えます。月と太陽は女神と男神、夫婦です。竜宮神は海の神。恵みを与えてくれる一方、とても恐ろしいもの。竜宮神はカベールと徳仁港の前のフシマに祀られ、カベールにはタティマンヌワカグラーという二頭の白い馬に象徴される竜宮神がいると信じられています。ウティン、ジーキ、リュウグウ、朝起きるとまず、それぞれにお茶を供えます。

 久高人が死んだとき、その魂はニラーハラーに行くと信じられています。神女の場合はニラーハラーに行った後、魂はシジ(霊威)すなわち神として島に戻り、9カ所ある御嶽に戻るとされます。そして、神女になる孫娘が現れたとき、現世に顕現し、子孫を守る存在となります。
 逆に言うと、孫娘はイザイホーによって亡祖母のシジ(この場合ウプティシジ)を憑依させる事で、息子や夫や家族を守る守護神的役割を果たすようになるのです。この島では、身近で親しみ深い存在である祖母が神として家族を見守っています。
就任にあたっては、夢を見たり、原因不明の病気になったり、不幸が続いたりと、神からの「シラセ」があるそうです。なるべきではない人が神を引き受けると悪い事がおこるとされ、簡単に産まれるものではありません 。

《特産物》
①これなんでしょうか

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「イラブー」   海蛇の燻製です。 精力増強剤でーす。


②これは何でしょうか
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答えはパイナップル・・・・ではありません。    ダナンという実です。食べられるようです。

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はまゆうが咲いていました。    ☆ダブルクリックすると拡大写真

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 一本道の向こうに真っ青な海が見えます。

またいきたくなる「神の島」ぜひ一度いってみましょう。 
 何もない島ですが、、本島でも、日本のどこにもない「失ってしまった何か」がある島なのかもしれません。

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