社会科が好きになる・強くなるには

 授業のはじめに配っていたプリントです。ちょっと内容は古いところもあるけど、
今でもOKですよね。


・はじめに
社会科は記憶するものです。暗記です。よく言われてきました。先生たちも「○○ペ-ジをおぼえなさい」といってきました。でも本当に大切なのは、おぼえることではなく、その知識が使えるようになる事なのです。もちろん知らないよりも知っていることの方がいいのだろうけれども「暗記」はかえって歴史や地理をつまらないくだらない意味のないのにしてしまうことが多いようです。

「社会科って楽しい!」という気持ちが1番なのです。知らないことがわかる。それが学ぶ喜びへとつながっていくのです。

2・「歴史」??
歴史はHISTORY・お話(storty)です。 日本の世界のたくさんのSTORYを史実を検証しあっているもの、間違っているものを見分けながら(価値観によって様々左右されるところですが・・)、大きな歴史の流れをつくったもが教科書の歴史なのです。時間の流れ(年表)を意識し、場所(地図的感覚)を感じなら、歴史をたどってみましょう。そこに大きな人間の営みが見えてくることでしょう。歴史は壮大なドラマチックな感動を私たちに与えてくれます。

3・「地理」・・「知らない町を歩く」

これが地理学習の始まりであると思っています。少なくとも自分はそうでした。知らないから、地図が必要だ。ガイドブックを買おう。時刻表で時間を見て、出発しよう。 

どこに行く とりあえず気の向くまま!ちょっとした緊張感と新鮮さを持ちながら歩きはじめる。当然不安や危険もある・・・・・そんなときは知らない人にも道を聞かなければならない。「なんて声をかけたらいいのだろう」 そうこんな時「あいさつ」が大切。「さわやかにあいさつしてみよう!このあたりおいしいものは何だろう。面白いものはないかな。今日はどこに泊まろう・・・・初めて歩く道・初めて出合う景色・初めて出合う人たち・・・・
予想しなかった感動的な風景との出会い。
でもそれは自分で求めなければ得ることはできない。でもそこにはすばらしい世界がる。

僕も若い頃からずいぶん旅をしてきた。「北海道」・あの雄大な大地に夕日が沈んでい時、すべての生き物の時間が止まり、目に見えるものすべてが真っ赤に染まる。ダイナックな美しさ・・・・
画像


僕にとっては、「群馬の六合村」・バスの終点から歩いて2時間もかかる村。10日以上その離れのわらぶき屋根の民家で過ごした。隣の千十郎じいさんの家に呼ばれて囲炉裏にたりながら「ほら、おめーこれ食え」といって魚や野菜やうまいものを食べさせてもらたこと。人の温かさ優しさにふれた・・・自然が人間が大きかった。

「沖縄・渡嘉敷の海」・国連の関係で沖縄に訪問した。多くの外国の若者とに沖縄・長崎を訪れた。海の美しさ、人の優しさ・外国人との共感・一体感を感じた。戦争の傷跡・・歴史を知ることも大切なことと知った。
 
他にもまだまだ書ききれないほど「旅」はすごいエネルギーを与えてくれた。きっと自分が社会科の教師をやっているのもそんな体験が好きだったからなかもしれない。・・・・・続きは授業で話すからね。
 
くだらない知識よりも、役に立つ知恵が大切。
 
画像


君たちはこれからこの先数十年この日本の、そして地球上の様々な場所で人と出会い・多くのことを感じながら生きて行くに違いない。 そのことを「自分の世界を広げる」というけれど、まさに地理はそういった教科なのだと思う。君たちが自分の足で立ち・学びの目が開かれるとき、そのときに歩くための力をつけておくことだと考えている。

4・「公民」

「社会って何だろう」「自由って」「何で泥棒したら行けないの」「税金は何で払わなきゃ行けないんだろう」「戦争って何で起こるの」「バスに乗ったらシルバーシートがあった」「お金を稼ぐってどういう事」・・・・・・・・

僕らはなんだかんだ言っても社会の中で生きている。お金を稼いで(家族の人が)お金を使って、品物を買って、税金を払う。・・・ 学校に来て、友達と語り、学び、公園で遊び、図書館に行く。また、犯罪を犯すと警察に捕まり、裁判を受けるということも社会の仕組み。社会の仕組みは「人間が作った仕組み」、ルール(法)に基づいて、決められている。 生きていく上でいろんな仕組みやルールや不思議を探求していこう。 何でそうなのか。何がおかしいのか探求する目を育ててほしい。
 
 21世紀は君たちの時代、よりよい時代をつくるために、よりよいルールを作り出しこと。利害・対立・紛争の多い世の中。でも捨てたもんじゃないのが「世の中」。 みんなで話し合い、時にはディベートしながら考えよう。
私なりの社会科の基礎基本~発展へ


  1・自分で辞典(国語・歴史・百科)が使える。 (調査方法)
2・地図を見ることができる。   (地理感覚)
3・大まかに歴史年表が書ける。 (歴史認識)
4・大まかに日本地図や世界地図が書ける。 (空間認識)
5・たいていの地名や国名・県名はどのあたりか理解できる。(知識理解)
6・地図を持って町を歩くことができる。         (活用能力)
7・新聞を読むことができる。             (情報収集)
8・ニュースを見て、自分の考えを表現できる。 (社会認識)
9・何か社会と関わり、プラスになる体験ができる。 (社会体験)
10・自分と社会の関わりについて意見を持ち論文を書ける。 (自己表現)
     
 具体的に何をしたらいいのか。

【1】・授業を大切にする。
     授業中の質問に積極的に答える。
わからないことがあったら必ずどんな質問でもしてみる。
間違えることは恥ずかしくない。間違えることが大切。
 【2】・地理や歴史に関した本を読もう・テレビを見よう
歴史小説・地理の紀行文・大河ドラマ・できるだけ心が揺さぶられるやつがいいな。
推薦「龍馬が行く」「坂の上の雲」  大河ドラマ「義経」
「地球紀行」 「プロジェクトX」 「ようこそ先輩・授業」
【3】・歴史スーパープリントをやる
歴史の流れをつかむ。できれば白紙に年表が書けるようにする。
【4】・旅行する 
家族と旅行するときに、必ず地図を用意する。車なら必ずナビゲータをする。
【5】・新聞を読む。ニュースをみる。
家族とそれが話題にできたらいいね。
この夏のニュース・気になったものをあげてみよう。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック